KBシリコンフレキ
KBシリコンの特色
- ジャバラメーカーが作ったシリコンフレキです -
耐熱性 200℃
- 耐薬品性(カーボン、樹脂、塗料、油化、等)
- 高引裂、強引張であります
- 食品衛生法、平成24年 厚生労働省告示第595号、FDA規格§177.2600
(溶着部含む)に適合 - 環境ホルモンの疑いのある物質は含まれておりません
- 金型不要、溶着(エンドレス加工)が可能、溶着部の段差を無くしました
- 振動篩:振動篩にこのシリコンを使用することにより、長寿命と気密性を大いにアップさせることができるようになります。
- フレキシブルシュート:気密性がアップすることにより、トナー製造や製粉工場等での粉体の飛散を大きく防ぐ効果があります。
- ヘルール継手付き:薬品用に使用。
取扱い職種
振動篩メーカー(振動篩の一部として納めております)、製粉工場、化粧品工場、粉石けん工場、トナー製造工場、製糖工場、セメント工場、薬品工場、ゴミ焼却炉、化学薬品メーカー、印刷機メーカー、食品メーカー
従来品との比較
KBシリコンフレキダクトは、特殊な溶着技術により、繋ぎ目の段差が無く、流体の漏れを確実に防止する事ができます。
また、その柔軟性と、引裂き強度が高い特徴を生かし、振動ふるい用のフレキなどに応用しております。
振動ふるいの特色として、稼働時の振巾と起動停止時の振巾との違いがあります。
実際に稼動している際の振巾は±4mm~±16mm程度なのですが、起動時・停止時には約20mm~30mmと大きく作動する事が多く、布入りのゴムクロスなどで製作する場合は、起動時・停止時に大きく作動する分の伸縮量もプラスして製作長を出す必要がありました。
そのため、実稼働時にその余分な長さがシワとなり、振動・摩擦により破損してしまう現象がありました。
KBシリコン製のフレキダクトでは、素材自体の伸びが大きいため、据付時のセット面間長さと、製作長を同一にする事が可能となり、無駄なシワや弛みを無くす事で、フレキの寿命を長くする事が可能です。
また、その柔軟性と、食品衛生法やFDA規格に適合した素材である事で、食品や薬品の配管接続用のフレキや、へルール継手を装着した食品用の継手などに応用した実績があります。
溶着部分もFDA規格に適合しており、また繋ぎ目に段差もありませんので、食品や薬品を通すフレキとして、安心してご使用いただける製品です。
金型等を使用せずに単品での製作が可能ですので、金型使用で大量生産予定の製品の事前サンプル品として、先にKBシリコンで製作するといった事例もございます。
その他に、単純に繋ぎ目だけの溶着ではなく、フランジ形状に溶着したり、円形に打ち抜き加工を行ったKBシリコンをジャバラ状に溶着した製品や、弊社で従来より製作しております、金属リングを使用したジャバラと組み合わせるなど、単なる「溶着シリコン継手」に留まらない、『ジャバラメーカーが作ったシリコンフレキ』という特色を生かした製品を製作しております。
試験項目 | 測定項目 | 単位 | 測定結果 | 試験方法 | |
KBシリコン | 一般シリコン | ||||
硬さ試験 | 硬さ | - | A45 | A48 | JIS K 6253-3:2012 |
引張試験 | 引張強さ | MPa | 11.5 | 7.9 | JIS K 6251 :2017 |
切断時伸び | % | 940 | 310 | ||
引裂試験 | 引裂強さ | N/mm | 39 | 12 | JIS K 6252-1:2015 |
老化試験 | 硬さ変化 | - | +21 | +2 | JIS K 6257 :2017 |
引張強さ変化率 | % | -36 | -14 | ||
切断時伸び変化率 | % | -73 | -16 |
〈 注意 〉 医療用にご使用の場合は御相談ください。
KBシリコン製製品は、お客様の要求に合わせた寸法、形状の多種、多様な小ロットの制作に取り組みたいと考えておりますので、他業種のお客様からのご要望をお待ちしております。
制作事例
ジャバラ形状も制作可能です。
以下PDFは参考図や、弊社へのお問い合わせやお見積のご依頼時にお使い下さい。
このPDFに当てはまらない形状の製品がご希望の場合は、図面やポンチ絵などをお送りいただいて、お打ち合わせする事も可能です。
お問い合わせ
お電話によるお問い合せ ・・・ ご検討されるジャバラについて、何でもご相談下さい。
079 - 456 - 2251 (第二工場) FAX:079-456-2250
※ 「ホームページを見た」とお伝えいただきますとスムーズです。