製鉄プラント向け　炉内ロール用非金属べローズ

製鉄所の冷延設備の炉内ロールの大きな作動に追従しながら、内部温度に対して長期間劣化する事無く、炉内の気密保持も行う。

シリコーンゴム、ガラスクロス、生体溶解性ファイバークロス、シリカクロス、アルミナクロスなど。

冷延設備の炉内ロール両端の駆動部及び作動部。

製鉄プラントの冷延工場の連続焼鈍設備（CALなど）や連続溶融亜鉛めっき設備（CGL)などで使用される、炉殻とロール端部のシャフトとの間をシールする非金属ベローズです。

炉内で運搬される鋼板の蛇行調整のために、ロールが作動を繰り返しますが、その作動に追従し、炉内の温度にも耐え、高気密性を保持し、外部からのインリークを遮断する目的で使用されます。

弊社では、創業間もなくより、この炉内ロール用の非金属ベローズを多く製造させていただいており、国内外の多くの製鉄プラント殿で使用していただいております。

弊社の炉内ロール用非金属ベローズは、同業他社製とは異なり、独自の構造により、ロールの大きな作動に対し、低反力で共に作動し、長期間炉内の温度の影響を受けても、短期間で熱劣化しにくいベローズです。

社内検査で据付時と同じ状態で、作動や反力検査を行っており、またこれまでの経験値により、面間寸法、フランジサイズ、ロールの作動条件、炉内温度に対して、適正な製作寸法や構造を設計し、製作する事が可能です。

また気密検査にて、カニ泡1つ出す事の無い様、徹底したシール加工を行います。

従来の山谷で構成されたジャバラ形状のベローズでは、構造上、炉内温度が表面のシール層に影響しやすく、悪条件が重なった場合は、短期間で焼損する可能性があります。

現在ご使用中の非金属ベローズが短寿命でお困りの場合、一度お問い合わせ下さい。

弊社独自の構造を模倣した製品を製作する業者がある様ですが、緻密に割り出した製作寸法で、厳しい使用条件に耐えた実績のある材質にて構成しておりますので、必ず寿命に違いが出てまいりますので、ご注意下さい。